生活習慣病とは
過食や偏食をはじめ、運動不足、嗜好品(タバコ・お酒など)等の過剰摂取や日頃の不摂生な生活習慣などが原因で起こる慢性疾患が生活習慣病です。
なお生活習慣病は、ひとつの病気を指した病名ではなく、生活の乱れ(日頃からの不摂生による生活習慣)が原因で起きる様々な病気を総称して言います。代表的な疾患には、糖尿病、高血圧、脂質異常症(高脂血症)などがあります。
主な生活習慣病
糖尿病
糖尿病とは
体を動かすエネルギー源であるブドウ糖を細胞が取り込めなくなって、血液中に溢れてしまう病気が糖尿病です。
健康な方であれば、インスリン(血液中のブドウ糖を組織に取り込ませ、血糖値を下げる働きをしているホルモン)がしっかり働くことで、血液中のブドウ糖を細胞に送り込んでエネルギー源にしたり、あるいは脂肪やグリコーゲンという物質に変えて蓄えたりします。このインスリンが足りなくなったり、うまく細胞に作用しなくなったりした状態が糖尿病なのです。
高血圧
高血圧とは
高血圧とは、血圧がある程度の範囲を超えて慢性的に高く維持されている状態です。心臓は血液を血管に送り出すときにポンプのように伸縮していますが、血液が流れるときに血管にかかる圧力が血圧です。
血圧には収縮期血圧(最高血圧)と拡張期血圧(最低血圧)があり、その両方の数値を測定します。最高血圧が140mmHg以上、最低血圧が90mmHg以上の場合(外来時の測定)は、高血圧(正式には高血圧症)と診断されます。
血圧の高い状態が続くと、血管壁が圧力によるダメージを受けます。するとこの壁が厚くなったり、硬くなったりする動脈硬化の原因になり、狭心症や心筋梗塞、脳卒中、腎臓病などを招きやすくなるのです。
脂質異常症
脂質異常症とは
脂質異常症とは、主に血液中の脂質(コレステロールや中性脂肪など)の濃度が慢性的に高い状態です。
コレステロールは、細胞膜・ホルモン・胆汁酸をつくる材料であるなど体に必要なものですが、これが多すぎると動脈硬化を誘発し、少なすぎると免疫力が低下します。ちなみにLDLコレステロールは悪玉コレステロール、HDLコレステロールは善玉コレステロールのことを言います。
医院概要
- 医院名
- 今井医院
- 院長
- 今井 俊夫
日本消化器病学会 専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医
日本内科学会 認定医 - 診療科目
- 内科 消化器内科 整形外科 外科 皮膚科
- 住所
- 〒207-0014 東京都東大和市南街5-36-8
- 最寄駅
- 西武拝島線 東大和市駅
- TEL
- 042-561-3753
- 内科系(院長担当)
- 外科系(前院長担当)